空の色。

EPSON R-D1 

実はブログタイトルは、ライカMMを買って完全に舞い上がってる時に決めたものの、実際の自分はモノクロしか撮らないというわけではないのです。そしてこのR-D1は、レンジファインダーでカラーを楽しみたいというのも購入動機のひとつでした。


アナログな操作系が魅力として語られるR-D1ですが、描き出す色彩も魅力として外せないと思っています。

RAWで撮っていますが特にいじらず、ストレート現像しています。あの日、晩夏の湿った空気の中で揺れていたコスモスと空の色がそのまま切り取られたような・・・そんな色だと思います。


写真の色は本当に悩みどころで、自分ならではの色、メーカーの出す色、再現色や記憶色、表現としての色などどこを大事にしたらいいのか自分にも分かりません。仏教に言うように、まさに色は迷いそのものです。


でもまずは誰より自分自身が写真を見た時に、この色はあの日の空だ・・・そう思える色であればそれでいいんじゃないかと、最近はそう思っています。



Monochrom Welt

日々の中のモノクロームを綴るブログ。

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