28mmの広さ。

Voigtlander Ultron 28mm F2 VM

憧れのライカMモノクロームを買った時は、ブログを始めた以外にも色々と舞い上がっていました。その症状のひとつが「ブライトフレームに対応する画角のレンズを揃えたい」というもの。

中でも28mmは一眼レフやGRで親しんだ画角でもあり「レンジファインダーは広角に強い」という定番文句にも煽られて、純正は高いし明るさも欲しいしで選んだのがこのウルトロン。F2の明るさで背景をボカした広角スナップも楽しめると期待してました。

しかしファインダーを覗くと、28mmのあまりの広さに愕然としました。メガネを着用している自分にとって、28mmのブライトフレームは全然見えないのです。隅の方は無視して「とりあえず写し込む」という使い方になってしまうので、レンジファインダーの魅力である「世界を見ながらフレームで切り取る」どころではなかったです。

それなりに大きさ重さもあるので「ついでのもう1本」として持っていくにも向いておらず、早々に手放してしまいました。レンズの描写とか以前に、物理的に自分とは相性が悪かったという感じです。

レンジファインダーで28mmを使いたいという方、ブライトフレームの見え具合は確認してから買ったほうが良いと思いますよ・・・。