がんばらないライカ。

LEICA D-LUX TYP109

M型ライカは楽しいカメラだと思います。でもやっぱり、寄れないし基本的に単焦点MFだし、不自由さを乗り越えて楽しむために頑張らないといけないところががあるんです。元気な時には大したことではないハードルでも、そこまで気合い入れたお出かけでもないし・・・ていう時って結構あるものです。


そういう時のために買ってみたライカ X2は実際にはM型と被る部分も多くてしっくり来なかったので手放し、D-Lux Typ109を買い直してみました。ライカのカメラではありますが、パナソニック LX100のOEMモデルというのは知られた事実です。


以前はパナソニックOEMのライカなんて!と思っていたのですが、M MonochromとX2を使ってみて、ライカらしさへのこだわりやがんばりはM Monochromに任せればいいと割り切れるようになってしまいました。

80年、守り続けたぬか床で漬けたキュウリだそうです。たぶんMモノクロームでは撮る気にならなかったであろう、でもお気に入りの一枚です。


このカメラが描く色がいわゆる「ライカの色」なのかは、Mモノクロームばっかり使ってる自分には正直よく分かりません。でもピントも露出もカメラ任せで撮って、それでいて良いキュウリの色だと思うのです。


こんながんばらない写真を撮らせてくれるD-LUX TYP109、けっこうお気に入りですね。

Monochrom Welt

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